カナダ:2030年までに石炭火力発電所廃止 クリーン電力への転換を加速

掲載日:2016年12月8日

11月22日付けの地元報道によると、カナダ連邦政府は、再生可能エネルギーへの転換計画を加速し、2030年までに石炭火力発電所の段階的廃止を目指すとした。

環境気候変動大臣によると、Alberta州、Saskatchewan州、New Brunswick州、Nova Scotia州の石炭火力発電所からは、カナダ全体の温室効果ガスの排出量の10%に相当する。また、気候変動への取り組みは、挑戦であり、大きな好機でもあるとした。

政府は、カナダの温室効果ガスの排出量を、2030年までに、更に5百万トン削減を目指している。計画では、各州は、石炭火力を完全に廃止して、より排出量が少ないエネルギー源に転換する(Alberta州が計画中)か、二酸化炭素回収貯留(CCS)技術を活用するか選択できる。

同大臣は、カナダは、豊富な水力、風力、太陽光に恵まれており、電力の80%は、既に、温室効果ガスを排出しないエネルギー源となっていると付け足した。また、フランス、英国、オランダ、オーストリア、デンマークは、石炭からの脱却を加速すると表明しているとした。

(石炭開発部 辻  誠)

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