英国:石炭価格上昇 露天掘り炭鉱稼動の動き

掲載日:2016年12月8日

11月28日付けの地元報道によると、英国北東部にて、草の根運動家と企業の間で、世界的な石炭価格の高騰に伴い、新規露天掘り炭鉱の操業をめぐって、論争が起こっている。

英国が最後の坑内掘り炭鉱を閉鎖し、石炭火力発電の段階的廃止を公約してから一年、炭鉱の経済が一変した。石炭価格は、2016年100 USD/トンと倍増した。石炭会社の株価は、米国の大統領選挙での公約(石炭の復活、気候変動のパリ合意からの離脱)に刺激されて、更に上昇した。

石炭価格の上昇はいつまで続くのか懸念はあるものの、Northumberland州では、Banksグループは、地元環境運動家の反対にもかかわらず、新規炭鉱計画を推し進めている。

Northumberland州議会は、Banks社に対して、Druridge湾近くにて、露天堀にて年間3百万トンの石炭生産に同意した。Druridge湾は、北海沿岸にあり、風光明媚な白砂と草地の砂丘地帯。政府は、申請を受理したが、それは、次年度には、公開質問を意味する。

(石炭開発部 辻  誠)

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