ミャンマー:石炭採掘免許の発行停止 健康被害を懸念

掲載日:2017年2月23日

2月14日付けの地元報道によると、天然資源・環境保護省は、住民の健康への悪影響を理由として、石炭採掘免許の新規発行を取りやめる方針を明らかにした。免許取得済みの炭鉱には稼働を認めるが、新たな免許は発行しない。既存の炭鉱には、規則順守を調査、違反する炭鉱は順次閉鎖していく計画だとした。

天然資源・環境保護省の大臣は、石炭は重要なエネルギー源であるが、国民の健康に害を及ぼすものであると説明している。

東部州選出の議員は、炭鉱調査では第三者の関与が重要だとし、適切な環境影響調査(EIA)や社会影響調査(SIA)の実施を確認し、有害物質の排出があれば、その対処が必要とした。

石炭採掘は民間企業57社、年間70万トンの生産、2013年時点の全国の炭鉱数は約560炭鉱。鉱業省は、2030年の石炭採掘は約500万トンと試算している。

(石炭開発部 辻  誠)

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