ベトナム:ホーチミン市 Long An石炭火力発電所に反対

掲載日:2017年3月30日

3月16日付けの地元報道によると、工商省(MOIT)は、Mekong DeltaのLong An省にて石炭火力発電所(投資額50億USD)建設を計画しているが、同発電所は、ホーチミン市Can Gio地区に隣接しており、環境汚染問題を引き起こしている。

同プロジェクトは、調査と建設場所選定の段階にあり、中央政府は2024年には稼動し、南部地域の電力不足の解決を期待している。コンサルタントの計算では、石炭火力発電所に必要な石炭は約10百万トン/年。石炭は、豪州、インドネシアから輸入。海外からSoai Rap河川経由にて7万トン級の船にてLong An省に持ち込まれる。

提案されている発電所建設箇所は、Can Giuoc地区Phuoc Vinh Dong。エネルギー総局は、Long An石炭火力発電所の建設に同意している。

ホーチミン市は、発電所建設には、環境汚染、特にHiep Phuoc港市街地での環境汚染に反対している。同市街地は、ホーチミン市ではグレード1の地域であり、社会経済発展を牽引している地域である。

当該石炭火力発電所は、2020年までの風力発電800 MW開発の目標達成が難しいために、計画されたもの。

(石炭開発部 辻  誠)

おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

レポート一覧

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。

ページの先頭へ