ドイツ:炭鉱 水力発電の貯蔵庫に

掲載日:2017年4月6日

3月20日付けの地元報道によると、RAG AG社のProsper-Haniel強粘結炭炭鉱(North-Rhine Westphalia州)は、余分な太陽光エネルギー、風力エネルギーを貯蔵する、巨大な電池に転換される。

2018年までに全体的な転換が行なわれ、炭鉱は、200 MWの水力発電貯水池の貯蔵庫となり、40万戸以上に電力を供給することになる。断続的な風力、太陽光を補償する必要があるときには、100万m3の水を地下1,200mに落下させて、炭鉱の立坑底にあるタービンを回転させる。炭鉱は、26km長の水平坑道から成る。

Bottropの町の炭鉱労働者は、数十年間に亘って炭鉱で仕事をしてきたが、立坑監視の業務として雇用される。同社は、労働者は、連続した電力供給にて重要な役割を果たし続けるとした。

同社は、報道関係への説明にて、州は2025年までに再生可能エネルギー比率を30%(現状は15%)とするため、更なる工業規模の貯蔵庫を求めており、他の炭鉱も同様になるだろうとした。

(石炭開発部 辻  誠)

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