ベトナム:石炭火力発電所 ホーチミン市に汚染

掲載日:2017年4月6日

3月23日付けの地元報道によると、工商省(MOIT)は、Long An省政府、ホーチミン市政府と、ホーチミン市が反対しているLong An電力センターの設置場所について、協議している。

Long An省人民委員会の代表は、最近のMOITとの会合にて、Can Giuoc地区のPhuoc Vinh Dongが、センターとしては最も良い選択だと述べていた。この意見には、MOIT、運輸省、エネルギー総局は賛成した。しかし、ホーチミン人民委員会は、この案には反対を表明した。特に、Soai Rap川の右岸の石炭火力発電所の存在は、その下流にホーチミン市が位置し、汚染の恐れがあるとした。

ホーチミン工業大学科学技術環境管理学会の前会長は、ホーチミン市政府が心配する理由は沢山あるとした。前会長は、全ての石炭火力発電所に、常に汚染のリスクはあると語った。中国は、高い汚染度のために、石炭火力発電所の開発戦略を、現在、考え直している。一方、日本は、近代的な技術を保有しているが、現在は、クリーンな再生可能エネルギーの開発を目指している。前会長は、ホーチミン市の近くに石炭火力発電所を建設する計画は、十分に検討すべきだとした。

(石炭開発部 辻  誠)

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