インド:Adani炭鉱開発プロジェクト インドへは低品位の石炭を供給

掲載日:2017年4月13日

4月3日付けの報道によると、Adani社は、豪州Carmichael炭鉱開発プロジェクトでは、インド等の市場向けには、高灰分、低発熱量の石炭供給を計画している。同社は、Carmichael炭鉱では二種類の石炭を生産するが、一つは低灰分、中発熱量炭でアジアの特別市場向け、二つ目は、高灰分、低発熱量炭で、特にインド市場向けであるとした。しかし、Adani豪州社は、石炭の品質に関しては、インド国内消費の石炭より50%は品質が良いと説明した。

Adani豪州社のCEOは、既存のインドの石炭火力発電所は、インドネシア炭やインド炭を使用しているが、Carmichael炭にて、二酸化炭素排出は30~40%削減されるとした。

豪州資源省の大臣は、Carmichael炭は、豪州では最も高品位な石炭ではないが、インド炭と比べると、より高品位炭であるとした。同大臣は、典型的なインド炭の発熱量は3,000 kal/kg、それに対して、Galilee盆地の石炭の発熱量は平均して5,000 kcl/kg、これは、同一量の石炭燃焼にて、より多くの電力が得られ、二酸化炭素排出はより少なくなり、環境には好ましくなると説明した。

(石炭開発部 辻  誠)

おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

レポート一覧

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。

ページの先頭へ