ベトナム:製紙工場汚染精密調査

掲載日:2017年4月13日

4月3日付けの地元報道によると、環境天然資源省(MENR)は、ベトナム環境局(VEA)に対して、HauGiang省と共同にて、Vietnam Lee & Man製紙工場での、排水処理施設での問題発生後の環境汚染について調査するように命じた。

Mekong Delta省Chau Thanh県で建設中の製紙工場にて、3月7日、未処理の排水を系外に排出し、近隣の住民が影響を受けた。MENRの副大臣は、MENRの省支部とその他の地方機関は共同にて、MENRの監督官チームと一緒に、汚染の可能性調査、詳細報告を命じた。

VEAの副総局長は、MENRは次週行われる処理施設の改善評価と監視のために監督官を派遣すると語った。施設の試運転は、工場内部にて実行されるべきであり、環境への排水の排出はあってはならないと語った。2016年12月、VEAは、同工場には、最初に、処理施設の試験開始を許可、しかし、その後、汚染問題にて許可を取り消した。

Vietnam Lee & Man製紙工場(投資額は12億USD)は、Hau川沿いにあり、2007年に建設を開始したが、数度に亘ってその完成は遅れた。製紙工場のパルプ設計生産能力は33万トン/年、梱包用紙の設計生産能力は42万トン/年。同工場は、ベトナムでは最大規模の製紙工場で、世界5大製紙工場の一つ。

(石炭開発部 辻  誠)

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