ロシア: サハリン港湾整備

掲載日:2017年4月13日

3月27日の現地報道によれば、26日にモスクワで、運輸省のオレルスキー次官(連邦海洋河川輸送庁長官兼任)のもと、サハリンにおける港湾整備に関する会議が行われ、サハリン州のコジェミャコ知事他、連邦及び地方の省庁代表、またサハリンの港湾を利用する企業代表が参加した。

現在、サハリン等南部にある主要港、ホルムスク、コルサコフ、ネヴェリスク全てにおいて近代化が必要となっている。現在、日本、韓国、及びロシア極東地域に向けて石炭の積み出しが行われているネヴェリスク港では、民間投資により、すでに3つ目の埠頭の改修が終了しつつある。2017年には、石炭積み替え量を約2倍の、180万tに引き上げる計画。Gornyak-1社は過去3年間、ネヴェリスク港整備に約10億RUBを投じてきた。今年は環境への影響を排除するため、ターミナルを海上に移動させる計画。将来的には、港への石炭搬入を現在のトラック輸送から、鉄道輸送に切り替える計画で、その場合には約8,000t/日の処理が可能となる。

東部鉱山会社は、シャフチョールスク港にもう一つの石炭積み出しターミナルと貯炭場の建設を計画している他、同港及びボシニャコヴォ港で浚渫作業も予定し、最終的に年間1,000万tの石炭出荷を目指している。またこれにあわせて、年間石炭採掘量を、現在の400万tから1200万tに増加させる計画。

コジェミャコ知事は26日の会議を総括して、今後、毎月ロシア運輸省にて行政と企業間の作業調整のための会議が行われ、業務の進捗状況を確認し、投資家に対する支援を機動的に決めていくことになった、と述べた。

(モスクワ事務所 屋敷 真理子)

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