インド:Adani社の豪州プロジェクト 豪州政府は支援

掲載日:2017年4月20日

4月12日付けの地元報道によると、Adani社の豪州プロジェクトでは、世界的な供給過剰と環境問題にも拘らず、豪州政府は10億豪ドルの貸付けにて支援の姿勢を示した。

Adani社は、発電所向けの一般炭を生産し、60年間操業を計画している炭鉱開発計画を前に進めている。同社の計画では、露天掘り6箇所、坑内掘り5箇所にて、一般炭60百万トン/年を生産する。しかし、同社は、活動家によるすさまじい反対運動に直面した。活動家は、環境保護の立場から、世界的に、例えばWall Street、欧州、豪州にて炭鉱開発への融資を中止するように、抗議活動を行なった。

Queensland州政府は、炭鉱開発を支援しているが、Abbot Point portから近隣のCaley Valley湿地帯への石炭汚濁を調査するとした。また、Great Barrier Reef周囲の海洋公園の排水汚染の調査も追加した。Adani社は、台風後の排水の放水を規制する環境規則には従うとした。空中撮影では、湿地帯では、石炭汚濁による黒色は紛らわしいとした。

連邦政府の首相は、Adani会長との会談にて、保守党政府は、同社による投資最終決定を阻害している原住民による土地の主張には、問題点を明確にする準備を行なっていると語っていた。法令は、数カ月にて、豪州議会上院に提案されるとのこと。

(石炭開発部 辻  誠)

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