コロンビア:Anglo Gold Ashanti社 鉱業活動に関する地元意見の調整を模索

掲載日:2017年4月27日

4月19日付けの地元報道によると、Antioquia 県のJericó村で、地元住民はAnglo Gold Ashanti社の鉱業活動に対し、平和的な抗議デモを行なっていたが、地元住民は、Anglo Gold Ashanti社との対話の場を設けた。この様な、双方の対話は、従前は予想できなかったもの。この対話集会には、市当局をはじめ、地元リーダー、県鉱山エネルギー局、鉱山エネルギー省代表らが集まった。

Jorge Andrés Pérez市長は、Anglo Gold Ashanti社がこの土地に来た目的、鉱業活動の計画等、会社側より説明があったと語った。また、今後、人権問題専門家や監視局、オンブズマン等からなる技術委員会を設置、Anglo Gold Ashanti社の活動について追跡していくと語った。更に、地元民は技術委員会の設置には賛成したものの、現段階では、今採掘活動では水脈汚染の危険があるとして、反対していると語った。

これに対し、Anglo Gold Ashanti社は、地元民の懸念は理解するが、自社は10年以上もこの土地で操業しており、その間環境破壊や水脈汚染は確認されてないと語った。また、同社は、Jericó市や周辺地域住民の同意を得ないでの採掘活動は考えていないと語った。

同社は、金採掘業に対する村民の反対運動は、今までは必ずしも平和的ではなかった。鉱業と言うだけで、色々と物議を醸し出してきたが、全ての関係者の発展のために解決策を見出そうと語った。更に、同社の労働者・下請け・サプライヤーは、皆、地元住民であり、一部の例外を除いて、基本的に住民とAnglo Gold Asahnti社の関係は、お互いに尊重しあい、調和がとれたものになっていると語った。

(リマ事務所 迫田昌敏)

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