ロシア:クィズィル~クラギノ鉄道支線建設計画

掲載日:2017年5月11日

4月28日の現地報道によれば、エレゲスト炭鉱開発を行うTuva Energy & Industrial Corporation (TEPK)のオーナーであるバイサーロフ氏は、クィズィル~クラギノ鉄道支線建設に関して、ロシア鉄道とBOT(Build Operate Transfer)方式でのプロジェクト創設を希望しているという。ロシア鉄道とのBOTプロジェクトについては、エリガ炭鉱プロジェクトに関してメチェル社とGazprombankも狙っているところ。

法人総登記簿によれば、バイサーロフ氏は3月に、TEPK Kyzyl-Kuragino社という名称で、エレゲスト炭鉱からの鉄道支線(410km)の建設のためのプロジェクト会社を設立している。ある情報筋によれば、TEPKは短期間に資金手当を行う用意はあるが、ロシア鉄道が自己資金で建設を開始することを望んでいるとのこと。他方別の情報筋は、資金供給は国営銀行のローンとして、合弁プロジェクト会社を経由して行われることになり、その返済は、(鉄道の)「特別料金」提供の形態で保証されるとしている。政府内でもすでに検討が始まっているが、秋までに明確な決定がなされる可能性は少ないとのこと。

(モスクワ事務所 屋敷 真理子)

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