コロンビア:La Colosa金山 操業停止 300人失業

掲載日:2017年5月11日

4月28日付けの地元報道によると、多国籍企業Anglo Gold Ashanti社は、過去14年間で約3.6億USDを投じて探鉱活動してきた金山La Colosaで、1オンスの金も採掘せぬまま無期限の操業停止を決定した。

Ashanti社は、制度的、政治的、社会的な観点から分析した結果、残念ながら、今回プロジェクトの全ての活動停止を決定したと発表した。今後、Tolima県、コロンビア全国での鉱業活動では、見通しが立つまでは、投資や雇用活動を停止するとした。

Ashanti社の今回の決定は、Tolima県Cajamarca市で行われた人民投票(鉱業活動を認めるか認めないか)の開票結果(認めないが圧倒的)の1カ月後となる。

Ashanti社のスポークスマンは、Cajamarca市民の決定は尊重するが、操業停止にて300人の地元民が失業し、うち125人は直接雇用者であり、会社は現在希望退職者を募っているとした。また、同時に、環境保全活動や社会活動、公共サービスやインフラの整備等も停止するとした。 一方、Ashanti社は、世界中で経験しているが、近代の鉱業は、同じ地域で、農業、牧業、商業その他の産業と充分に共存出来ると述べた。更に、今後も、地元民との話し合いを続け、鉱業開発の可能性を模索したいと語った。

(リマ事務所 迫田 昌敏)

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