インド:NITI Aayog CIL石炭生産10億トン目標を批判

掲載日:2017年7月13日

7月5日付けの地元報道によると、政府の政策提言機関NITI Aayogは、インドの電力需要の成長率は僅か5%であり、国内の石炭生産量は、目標通りで良いのかと指摘した。

NITI Aayogは、国内の電力分野は、石炭公社(CIL)が計画する生産量を求めてはいないと指摘した。CILは、2020年石炭生産量10億トン/年を設定している。

NITI Aayogは、国家エネルギー政策案では、石炭生産は電力分野の成長率に追従するのではなく、また、目標に向かって進むものでもないと提唱している。

一方、NITI Aayogは、経済成長に基づきCILの10億トン/年生産目標の放棄を提唱しているが、政府のある部署は、石炭省(MOC)が設定したCILの生産目標は転換できるかどうか、懐疑的だとした。

例え、10億トン/年目標変更が不可でなくとも、CILには、最適な効果を挙げるために、より高い生産量の追求が必須である。石炭生産では、短期間の需要変動に連動した増産または減産は不可能である。

政府高官は、NITI Aayogの石炭生産目標に対する厳しい見方は、政府内では多くの賛同者は得られないだろうとした。

(石炭開発部 辻  誠)

おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

レポート一覧

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。

ページの先頭へ