豪州:Loy Yang B褐炭火力発電所売却の最終入札が間近に

掲載日:2017年8月10日

8月4日付けの地元紙によれば、Engie社のLoy Yang B褐炭火力発電所を売却するための最終入札まで4週間未満となった。本件についてはBlackstone社が最終入札に残っている。この他、Alinta Energy社のオーナーであるChow Tai Fook Enterprises社、Delta Energy社も最終入札に残っている。最終入札は8月29日が予定されており、金額は約10億AUDとみられる。

地元紙によれば、同発電所の売却に際し、応札者と銀行との間で融資を巡って厳しい議論が行われている。豪州の4大銀行、またいくつかの米国の銀行でさえも石炭火力発電所への融資には尻込みをしていることから、関係者によれば融資の大部分はアジア拠点の銀行から得ることになる予定である。しかしこれらの銀行も応札者に対して融資返済の期間が短くなるよう追加の保証を求めている。銀行側は将来の発電所の収入に関して不確実性を感じている模様である。

(シドニー事務所 山下宜範)

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