豪州:GlencoreのOaky North炭鉱、労働争議が継続、経営側はロックアウトで対抗

掲載日:2017年8月10日

7月31日付けの地元紙によれば、Glencoreの坑内掘りのOaky North炭鉱(QLD州)において2カ月間に3度のロックアウトが行われており、7月28日には争議行為に賛同する約190名の労働者に通知を行ってロックアウトが実施された。

地元紙によれば、豪州職場法においては雇用者側が争議行為に対抗して実施するロックアウトの頻度には制限がない。また、同炭鉱ではコントラクター及び労組非加入の労働者によって操業が続けられているが、これらによる操業の方が、労組加入の労働者による操業よりも生産性が高いこともあり、ロックアウトがすぐに解除されるとは見られていない。

Oaky North炭鉱では2015年に労働協約が失効しており、これまで20回に亘って経営側と労働組合の「建設、林業、鉱業及びエネルギー組合(CFMEU)」との間で交渉が行われてきたが、賃金や労働条件について一致を見ていない。 労組側は2017年5月に争議行為を開始したが、その後、経営側はロックアウトの実施によって対抗していた。

(シドニー事務所 山下宜範)

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