豪州:北部インフラ開発の融資、石炭火力建設事業の申請なし

掲載日:2017年9月28日

2017年9月22日付けの地元紙は、連邦政府が2年前に設立した総額50億豪ドルの北部豪州インフラファシリティ(NAIF)では石炭火力発電所の建設に対する融資の申請は受領していないと報じている。

同紙によれば、NAIFは2017年9月末にはNAIFの融資の対象となる事業について第1ラウンドの発表が行われる予定であり、これらは連邦政府の北部豪州大臣に提出されることになる。NAIFのLaurie Walker CEOによれば、現在10件のプロジェクトにおいてデューディリジェンス(Due diligence)が行われており、これは数カ月前の5件から増加している。

現在NAIFにおいて検討されているプロジェクトは、インドのAdani社が開発予定のCarmichael炭鉱に接続する鉄道の建設事業、Genex Power社の事業費8億2,300万豪ドルのKidston揚水発電及び太陽光発電事業等である。その他のプロジェクトは明らかにされていないがNAIFが持つショートリストには再生可能エネルギー、資源、運輸及び観光関連のプロジェクトが挙げられている模様である。

(シドニー事務所 山下宜範)

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