タイ:Chaiyaphum県の石炭火力発電所計画 地元住民提訴

掲載日:2017年10月5日

9月26日付けの地元報道によると、東北部Chaiyaphum県の住民は、ASEAN POTASH CHAIYAPHUM社による石炭火力発電所の建設計画に対して、環境影響評価(EIA)に不適切な箇所が見つかったとして中止を求めて提訴した。

同社は、Chaiyaphum県内で炭酸カリウムの採掘権を得ており、採掘作業を円滑に進めるために石炭火力発電所建設を計画した。地元住民らは、周辺環境への影響が大きいとして反対している。

7月には地元向けの公聴会が開催されたが、出席住民が絞られるなどしたため、住民側は同社の情報開示姿勢への不信感を募らせた。公聴会で、同社は石炭火力発電所を、ヤシ殻を原料とするバイオマス発電所への転換も提案したが、住民側は説明内容が不十分として納得していない。住民側は、同社が公共用水を利用する申請手続きを省略したとして、水利用許可の取り消しを求め提訴した。

(石炭開発部 辻  誠)

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