ベトナム:ベトナム・デンマーク エネルギー協力計画に調印

掲載日:2017年10月5日

9月21日付けの地元報道によると、9月20日、ハノイにてベトナム・エネルギー概要報告会2017が開催された。報告会は、工商省(MOIT)とデンマーク間の協力の一環として、ベトナムのエネルギー効率分野での低炭素排出を目指し、デンマーク政府の支援にて開催された。

報告は、ベトナムにおけるマクロ経済成長率見込み、主要エネルギー需要の成長率、電力需要の成長率の最新データに基づき、最適なエネルギー計画は、デンマークのBalmorelモデルに基づいている。同モデルは、ベトナムの電力システムの開発に参考となり、再生可能エネルギー源の開発可能性に注目している。このエネルギー計画は、世界の数カ国と同様に、デンマークでも採用されている。

MOITの副大臣は、2001-2010年の平均年間経済成長率は7.26%、2011-2015年は5.91%だとし、ベトナムのエネルギー需要は急速に増加しているとした。特に、電力需要は、高い比率で成長し続けており、2001-2010年の平均年間成長率は13%、2011-2015年は約11%だとした。

エネルギー安全保障と国家エネルギー資源の保存のため、ベトナム政府は、エネルギー分野での持続可能な開発に向けた政策を実行してきた。政策では、再生可能エネルギーの持続可能な開発、エネルギー節約の促進、効率的なエネルギー使用を目指している。

デンマークのエネルギー利用気候省の大臣は、ベトナムには、成長ではなく、持続可能な成長への挑戦が望まれると指摘した。同大臣は、デンマークは、技術面、生産面での経験をベトナムに喜んで提供すると語った。

同日、MOITの副大臣は、デンマークの大臣と、ベトナム・デンマークエネルギー協力計画2017-2020に同意する覚書に調印した。

(石炭開発部 辻  誠)

おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

レポート一覧

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。

ページの先頭へ