ベトナム:赤字プロジェクト3件 監察対象になる

掲載日:2017年10月5日

9月25日付けの地元報道によると、工商省(MOIT)の大臣は、MOIT管轄下の3社の赤字会社の監察決定を公表した。3社は、Lao Cai DAP 2肥料工場(ベトナム国家化学グループ(VINACHEM)の子会社)、Phuong Nam パルプ工場(ベトナム製紙公社(VINAPACO)の子会社)、Dung Quat造船所。

3件のプロジェクトは、MOITの12赤字大型プロジェクトにもなっている。Lao Cai DAP 2肥料工場とDung Quat造船所は、操業中だが、赤字を計上している。Phuong Namパルプ工場は、コスト高と資金不足から建設を停止した。

政府の統計では、12件の大型プロジェクトの当初投資額は、43兆VND以上であった。その後、投資額を63.6兆VNDまで増加が承認された。投資額の22.6%は自己資金、74.6%は融資である。

2016年末で、12件のプロジェクト全体での赤字額は、16.1兆VND以上。一方、全体資産額は57.7兆VND、全体負債額は55兆VND。

Phuong Namパルプ工場は、全体資産額と在庫を含めると、1.71兆VNDの価値があった。負債額は2.65兆VND。ベトナム国家石油ガスグループは、Dung Quat造船所の売却か、資産競売のための倒産宣言を提案した。

2016年、MOITは、Vinachem社のNinh Binh Nitrogenous肥料工場の監察を行った。

(石炭開発部 辻  誠)

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