中国:コークス先物製品1801契約価格 3.4%安

掲載日:2017年10月5日

9月21日付けの地元報道によると、コークス1801先物製品契約価格の終値は2,086元/トン(前回の取引日と比較して決算価格は3.38%安、73元/トン安)であった。相場の最高値は2,216元/トン、最安値は2,085元/トン。9月21日の成約量は53.36万枚、ポジションは29.36万枚。

中国共産党第19回全国代表大会が近づき、コークス化の環境保護生産制限が話題となり、環境保護巡査チームが山西省、河北省等の地域に入り、一部地区のコークス化工場は20~50%の生産制限となり、山西省の一部地区を除いてコークス企業の在庫がわずかに増加したことを除き、その他の生産区域のコークス化工場は在庫ゼロの状態を維持した。

鉄鋼コークス企業の在庫が増加しているものの、鉄鋼所は10月コークス化の生産制限に対して依然配慮しており、主流鉄鋼所は在庫補充を強化しており、現時点ではコークス価格を引き下げる意向がなく、短期的にコークス価格は安定した中でわずかに上昇する。

コークス主力契約価格は8月28日からすでに1カ月近く時間をかけて調整しているが、他の鉄系品種と比較するとその構造調整は比較的堅調。コークス先物価格の変動状況から見ると、現在の調整強度は大きく、既に2回比較的大きなランクでの調整が行われており、更に調整が行われる可能性は低い。特に、中国共産党第19回全国代表大会が開催されるまで1カ月足らずとなり、環境保護政策、生産制限が影響して来る。

(石炭開発部 辻  誠)

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