豪州:BHP、環境保護団体からの動議で、鉱業協会等におけるメンバーシップをレビュー

掲載日:2017年10月5日

9月19日付けのメディア報道によれば、BHPは、豪州鉱業協会(MCA)等の業界団体からの脱退を求める動議に対して反対するよう株主に促した。しかしながら同時にBHPは業界団体におけるメンバーシップについてレビューを行うことも発表した。

BHPの少数株主になっている環境保護団体の「豪州企業責任センター(ACCR)」は、気候変動やエネルギー政策に関して、BHPとは異なる見解を持つ業界団体からは脱退すべきとする動議をBHPに提出しており、本件の投票は年次株主総会の際に行われる予定である。ロンドンでは10月19日、豪州では11月16日に予定されている。

同報道によれば、BHPは地球温暖化の発生を認めて気候変動に歯止めをかけるべきだと主張し、炭素価格制度の導入を求め、また、連邦政府の首席科学官が提言した「クリーンエネルギーターゲット」にも賛同していた。しかしながらこれらと対照的に、MCAは炭素価格制度に反対し連邦政府に対して新規の石炭火力発電所に対する支援を求めていた。

(シドニー事務所 山下宜範)

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