インド:Reliance Industries Limited社 2021年3月までのCBM購入で高値入札

掲載日:2017年10月12日

9月28日付けの地元報道によると、Reliance Industries Limited(RIL)社は、2021年3月までの自社の石炭鉱区での天然ガスを全て購入するため、国営企業GAIL India社を含む競合相手より高い価格を提示した。

RIL社は、5月には、自社のMadhya Pradesh州にある石炭層ガス(CBM)鉱区にて生産されるガスの最初の購入者となっていた。購入は、5~6月期間、百万英国熱量単位(mmBTU)当たり4.23 USDと最高価格で落札した。その後の四半期では、Sohagpur East鉱区、Sohagpur West鉱区の全CBMを4.50 USD(6%高)で購入した。

RIL社は、直近の入札にて、ガス量3百万m3/日、期間2017年10月~2021年3月に対して、現在の石油価格相場を見て、6.26 USD/mmBTUを提示した。2番入札はPiramal Glass社の4.97 USD/ mmBTU、3番入札はGujarat State Petroleum Corporation(GPSC)社の4.9 USD/ mmBTU。

GAIL India社は、ガス量1.5百万m3/日に4.63 USD/ mmBTUを提示したが、同社の子会社であるGAIL Gas社は、ガス量1.5百万m3/日に4.11 USD/ mmBTUを提示した。

RIL社は、CBM鉱区でのガス営業生産を3月から開始、10月には0.8百万m3/日の生産を計画している。2018年3月には2百万m3/日まで増産し、2018年第3四半期には最大3百万m3/日と見込んでいる。 今回のCBM価格は、政府が委託した、東部海岸沖合KG-D6鉱区でONGC社、RIL社が生産する天然ガス価格2.48 USD/ mmBTUより150%も高い。

(石炭開発部 辻  誠)

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