インド:Adani社 豪州Carmichael炭鉱開発プロジェクト資金調達2018年3月完了目指す

掲載日:2017年10月12日

10月3日付けの報道によると、Adani Enterprises社は、豪州Carmichael炭鉱プロジェクトの資金調達は、2018年3月までの完了を目指している。また、資金調達のために、プロジェクト権益の一部を売却するとした。同社の計画は、環境グループによる反対運動にて数年間も遅れている。

Adani Enterprises社の一員である豪州Adani社のCEOは、2017/2018会計年度末には、全ての事が決まると語った。同CEOは、炭鉱の物理的な建設は、2~3週間後には開始される予定だが、同社は、炭鉱設備の購入に輸出信用機関、その他基金からの融資確保を相談しているとした。また、同社は、資金確保のために、石炭プロジェクト権益の一部(重要鉄道線を含む)の売却を考えているとした。

同社は、北豪州インフラ設備(NAIF)から、鉄道プロジェクト向けの900百万AUDの融資確保を求めている。炭鉱プロジェクトは、ここ3年間にて、石炭価格の上昇があり有利になっているとした。

同炭鉱からの石炭生産は、2020年3月に始まり、2020/2021会計年度には16~18百万トンを予定している。更に、次の年には27百万トンの石炭を生産するとした。石炭の70%はインド向けに出荷される。残りは、石炭需要が大きい、東南アジア地域(ベトナム、バングラデシュ、中国、フィリピン、パキスタン)向けに販売されるとした。

(石炭開発部 辻  誠)

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