インド:インドの経済成長 豪州の石炭需要拡大

掲載日:2017年10月12日

10月9日付けの報道によると、豪州産業革新科学省は、インドは急速に経済が成長しており、2035年には鉄鋼需要は最大約10倍となり、豪州産コークス原料炭と鉄鉱石への需要が拡大すると報告した。

同省の主任エコノミストによる資源報告書によると、政府の輸入削減計画にもかかわらず、鉄鋼需要は飛躍的に増大、その最大の恩恵を受けるのは豪州産の一般炭としている。増大する高効率低排出(HELE)石炭火力発電所向けの一般炭には、複合企業Adani GroupのCarmichael炭鉱開発プロジェクトの石炭も含まれる。

同報告書では、インドの年間鉄鋼使用量は、現在の約8,900万トンから2035年までに2億2,200万~10億3,500万トンに増大すると予測。この数量に対して、鉄鉱石は年間3億7,800万~17億5,000万トン、コークス原料炭は年間1億3,400万~6億1,900万トンが追加にて必要となる。予想される増加分の最大値と最小値の差異は、インフラ改善に伴い鉄鋼需要は拡大するが、国土とその複雑さを考えると、鉄鋼使用量の拡大ペースを正確に予想するのは困難としている。

(石炭開発部 辻  誠)

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