コロンビア:行政監督庁、違法鉱業で使用している重機類の破壊を要求

掲載日:2017年10月12日

コロンビア行政監督庁はアンデス共同企業体(Comunidad Andina de Naciones)の違法鉱業取締りの為、国防省に対して、違法鉱業により、同省で没収した重機類を破壊するよう、要求した。

合法的な鉱業活動以外で使用される全ての財産、機械、機器、消耗品の破壊を求めたものである。

同監督庁は、河川や水源における浚渫船、パワーショベルやブルドーザーの頻繁な使用、また、金の採掘をめぐる水銀やシアン化合物などの有害物質の不適切な使用は著しく環境に影響を及ぼすだけではなく、中毒や神経疾患、また、先天性奇形が住民に発生する危険性があることを警告した。

また、同庁は、特に頻繁に違法鉱業活動が行われているAntioquia、Atlántico、Bolívar、Cauca、Córdoba、Chocó、LaGuajira、Magdalena、Risaralda及びValledelCauca県における取締りを強化することを要求した。

行政監督庁によるこれらの要求は、アンデス条約加盟国(ボリビア、エクアドル、ペルー、コロンビア)により採択されたアンデス議決番号774に基づき、環境問題担当部門より直接書状にてコロンビアの国防大臣であるLuis Carlos Villegas氏へ渡されたものである。

更に、行政監督庁によると、これらの要求書は、最高裁判所が2016年に下した判決であるT-622に基づき、Atrato川の保護に努めるという目的も含まれていると述べている。

(リマ事務所 栗原 健一)

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