中国:9月中旬 全国コークス価格は2,156.4元/トン(前週比4.3%高)

掲載日:2017年10月12日

9月25日付けの地元報道によると、国家統計局のデータでは、9月中旬、全国のコークス(二級冶金)の価格は2,156.4元/トン(9月上旬との比較で4.3%高、89元/トン高)であった。コークスの価格は6月末以降9回連続で上昇している。上げ幅から見ると、9月上旬、コークス価格は129.1元/トン上昇。上昇傾向は徐々に穏やかになり、下落の兆しが見られる。

現在コークス価格はピークを迎えており、データによると、CCI天津港準一級コークス価格は9月19日に既に2,410元/トンを突破、2016年の最高値2,400元/トンの価格から更に10元/トン高かった。市場には値上げへの恐怖感がある。

統計によると、華北、東北、華東地区の77の独立したコークス化工場の在庫量は、9月18日からわずかに上昇し始め、19.63万トンに達し、9月11日と比較して5.3%増加した。しかし、2017年年間データから見ると、史上二番目に低い水準であり、コークス在庫量は依然として不足している。

統計によると、河北、天津等の鉄鋼所の外部調達コークス在庫量は1カ月強増加し続け、9月18日の時点で、コークス在庫量は130.68万トン(8月末と比較して14.2%増)。各鉄鋼所は在庫が多いことからコークス購入価格の引き下げを提起し、下げ幅は30元/トンであった。鉄鋼所とコークス化工場の駆け引きが行われる中、現時点で鉄鋼所、貿易業者は購入に対し更に慎重になり、特に邯邢地区の鉄鋼所は早めの生産制限状態に入った。

(石炭開発部 辻  誠)

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