豪州:Whitehaven Coal社の石炭生産はアジアの需要の堅調で出荷増(2017年7月~9月)

掲載日:2017年10月19日

10月12日、Whitehaven Coal社は2017年9月期(2017年7月~9月)の生産実績を発表した。石炭(精炭)の生産量は前年同期比14%増の588万tであった、またアジアにおける堅調な需要と予想以上の価格水準により石炭の出荷量は前年同期比23%増の470万tとなった。

同社によれば、2017年9月期の一般炭の平均の販売価格は91USD/tであった。これは多くのアナリストの予測よりも高い価格であった。また中国では石炭火力における石炭使用量が年間で8%増加しているが、これは水力発電において電力供給の制約が生じたことと電力需要が堅調であることによるもの。これらも予想以上のものとなった。また今年前半の豪州やインドネシアにおける悪天候が輸出の障害となって石炭価格が上昇しており、これらが2018年までの石炭需要と価格を支える背景となっている。

また、原料炭も予想を上回る価格で取引されているが中国が鉄鋼生産を削減させれば短期に状況が変化すると共に、今後6~12カ月にかけて原料炭の価格は緩和されるであろうと予測している。同社によれば2017年9月期は原料炭の平均の販売価格は109USD/tであった。

(シドニー事務所 山下宜範)

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