コロンビア:Antioquia県San Roqueにて、炭鉱夫たちによるデモや封鎖を中止

掲載日:2017年10月26日

10月9日付けの地元メディアによると、Antioquia県San Roque市の炭鉱夫たちは、去る10月7日より、デモや封鎖を暫時的に解除したと発表した。

鉱山労働者デモのリーダー達とAntioquia県庁の鉱山局との間で、鉱山労働者らの労働条件を改善する旨を協議する場を設けるという、予備的合意がなされたことが解除に至った理由である。

鉱山労働者は、採掘地域の鉱業権者であるAnglo Gold Ashanti社に対して、採掘現場から撤退することにより生じる代償を支払うことを要求している。

鉱山労働者たちは、無認可の採掘作業に従事している炭鉱夫たちと鉱山事業健全化を推進している多国籍企業との間で交わされたコンセッション契約は短期契約であることから、本契約には反対の立場をとっている。

一方、Anglo Gold Ashanti社によると、責任ある鉱山事業活動を達成する為の最良の方法は、採掘労働者による作業の健全化であるとの立場をとっている。

同社のスポークスマンによると、個々に金銭面での交渉妥結を続けると、最終的に財政難に陥り、その後が続かず不都合を生じさせる。それよりも事業の健全化が重要であり、これを引き金として、国の経済発展に繋げていくことが重要であると語った。

San Roque市の労働者たちによると、今回、デモと封鎖を一時的に中止し、従来通りの方法により採掘を続けて行くとのこと。 また、鉱山労働者の代表Gildardo Gómez氏は、最初の対話の場にて、県庁の鉱山局また鉱山副大臣の出席を期待していると語った。

(リマ事務所 栗原 健一)

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