ベトナム:石炭火力発電所の石炭灰・スラッジ ハロン湾に影響

掲載日:2017年10月26日

10月9日付けの地元報道によると、QuangNinh省の石炭火力発電所から排出される石炭灰・スラッジ7百万トンは、ハロン湾とツーロング湾にて環境被害を与えている。

石炭火力発電所の多くは、沿岸部に位置しており、複数の発電所は、ハロン湾とBai Tu Long湾に隣接し、海洋汚染を引き起こしている。Cam Pha市には4箇所の発電所と1箇所のセメント工場があり、石炭灰・スラッジの堆積場が多く集まっている。

VINACOMINが開発したCam Pha石炭火力発電所(全体発電能力600 MW)には、発電機が2基ある。発電所の排出物堆積場は34 haあり、発電所の横に設置されている。石炭灰は1百万トン/年排出され、堆積場は、7年間の操業にて満杯近くになっている。

一方、Mong Duong石炭火力発電所は、新たに堆積場建設を申請したが、承認は得られなかった。

Quang Ninh省の環境部局の副局長は、Cam PhaとMong Duongの石炭火力発電所に対しては、石炭灰、スラッジの環境への放出を防ぐ必要な措置を指示するとした。

(石炭開発部 辻  誠)

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