ベトナム:競争的電力市場 停止される

掲載日:2017年10月26日

10月16日付けの地元報道によると、工商省(MOIT)は、10月1日から、ガス火力発電所からの電力購入を目指して、競争的電力市場(CGM)を発展させる制度の停止を決定した。

電力公社(EVN)は、発電事業者と締結した電力購入契約(PPAs)による取り決め価格にて、殆どの電力を購入しており、CGM価格での購入は、全体の10~20%に過ぎない。

CGM制度では、安価な電力単価での購入が優先され、特に水力発電が優先される。ガス火力発電の電力は、水力発電の電力よりも高価であり、政府がCGM制度の停止を決定した理由、停止する期間は不明。

ガス発電事業者に利益をもたらす今回の決定は、電力市場の安定性を確保することになる。消費者にとって、電力平均小売価格は、2015年3月以降、変更されず、CGM制度の停止の影響は受けない。

(石炭開発部 辻  誠)

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