豪州:鉱業協会内の緊張はメンバー間における石炭の重要性の差異が原因

掲載日:2017年10月26日

10月19日に発表されたシンクタンクのAustralia Instituteの報告によれば、2016年において豪州鉱業協会(MCA)が取り上げられたニュース記事のうち、石炭について言及しているものが1,594件あったが、これはMCAが鉄鉱石等のその他の鉱物資源について言及した記事の3倍以上の件数であった。一方、MCAの45社のメンバー企業のうち、石炭採掘を実施しているのは16社のみであり、このうち一般炭に特化している企業は3社(Centennial Coal社、New Hope Coal社及びAdani社)のみである。またMCAのメンバーの中で最大の企業であるBHP及びRio Tintoに関しては豪州において一般炭から得られる収入は6%のみとなっている。同報告書は、MCAの各メンバー企業における石炭の重要性の差異とMCAによる石炭支持に係るロビー活動とのミスマッチが、MCA内に緊張を生じさせている原因だと見ている。

(シドニー事務所 山下宜範)

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