中国:2020年までに再生可能エネルギーの浪費問題を解決

掲載日:2017年10月26日

10月16日付けの地元報道によると、国家エネルギー局(NEA)は、2020年までに再生可能エネルギーの浪費問題を解決する予定であると語った。政府は、浪費問題をクリーンエネルギー促進の最大の取り組みの一つとしている。

NEAの新エネルギー・再生可能エネルギー部の副部長は、2022年までに、風力分野が政府補助金を辞退することを期待すると語った。風力発電では、全発電電力を送電する十分なる能力がなく、頻繁に無駄が生じ、結果的に発電量が削減されている。2017年第3四半期の削減率は7%であった。

都市部での消費向けの西部地区からの電力送電は、政府の大きな悩みとなっている。政府は、国内の豊富な石炭への依存を削減し、再生可能エネルギーの更なる利用拡大を目指している。世界第2位の経済国は、再生可能エネルギーの最大生産国の一つである。

同副部長は、政府は、電力利用者に接近した地域にて、小規模風力発電プロジェクトを奨励すべきであり、そうすることにより、送電網への電力接続が、より簡便になるとした。また、補助金依存を削減するために、技術の改善と、政策の改善が求められるとした。但し、詳細には触れなかった。

国家発展改革委員会(NDRC)は、再生可能エネルギーを保存する新しい蓄電施設の建設を奨励するために、エネルギー貯蔵会社に対する補助金を交付すると発表した。

(石炭開発部 辻  誠)

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