ベトナム:競争的電力市場 異常気象にて中断

掲載日:2017年11月2日

10月18日付けの地元報道によると、工商省(MOIT)は、異常気象にて電力供給が予測不能となったために、10月1日から競争的電力市場を中断した。

MOITの副大臣は、水力発電は長期の雨期にて貯水量が急速に増大し、最大発電能力で稼動している。7月以降、多くの発電所では、ダムの損傷を回避するために放水しており、水力発電所の予測が難しくなったと語った。放水した水力発電所は、7月21箇所、8月55箇所、9月54箇所。10月1日以降、54箇所で、ダムへの水圧を緩和するために、放水路を開放した。

競争的電力市場の中断時でも、政府は、水力発電、ガス火力発電、石炭火力発電で、低価格の電力を選択する。

MOITによると、市場の中断は、通達No.30/2014に基づいたものであり、問題が解決したときには、中断は見直される。競争的電力市場の開発制度は、2013年、政府が電力源の多様化を目指し、電力市場により競争性を持たせるために、提唱したもの。

(石炭開発部 辻  誠)

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