ロシア:メチェル社情報

掲載日:2017年11月16日

9月29日の現地報道によれば、メチェルグループのElgaugolと対外経済銀行(VTB)は、最大1億9,000万USDまでの資金供与に関するローン契約に調印した。この資金は、現在のVTB銀行に対する債務返済に充てられ、これにより、債務返済期限が2022年第2四半期まで延長されることになる。債務の約3分の2は合意済みのスケジュールにしたがって借入金により返済、残りの3分の1については、ローン契約の期間中あるいは期限までにElgaugolの財務業績にしたがって返済する。担保については、既存のローン契約で規定されたもので変更はない。

10月3日の現地報道によれば、メチェル社は8月に、支出削減策として、エリガ炭鉱からの石炭搬出に現場で採掘された石炭を使った蒸気機関車を試験的に利用したが、妥当でないとの結果に終わったとのこと。情報筋によれば、この試験運転は、ロシア鉄道から2台の機関車をレンタルして行われた。エリガ炭はロシア鉄道の推奨スペックに合致しているとの判断だったが、実際には蒸気機関車に利用することができなかったという。スペック的には一般炭に属するが、酸化コークス炭であり、粘結性が高いため、機関車のシステムの動きが悪くなったとのこと。

(モスクワ事務所 屋敷 真理子)

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