インド:セメント会社 石油コークスから石炭への転換に直面

掲載日:2017年11月24日

11月14日付けの地元報道によると、最高裁判所による汚染訴訟の判決として、デリー市と周辺地域での石油コークス使用禁止命令が出されたが、セメント分野は原材料配合の変更に直面している。

現在、首都では工場がないため影響はないが、Rajasthan州、Uttar Pradesh州のセメント工場は影響を受ける。

India Ratingsによると、禁止命令は、ニューデリーに隣接するUttar Pradesh州、Haryana州、Rajasthan州だけに適用される。しかし、各州政府が告示を行なわないと、最高裁判所の禁止命令は自動的に全ての州に適用される。

石油コークスを石炭に変更すると、輸入品・国内品に拘らず、コスト高となり、セメント価格が上昇する。アナリストは、コストが15~20%上昇し、セメント価格は10ルピー/袋の値上げになるとした。石油コークスの価格は石炭と比較して10~12%高いが、使用量は石炭より少なく、セメント製造では石油コークスの使用が経済的である。

(石炭開発部 辻  誠)

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