インド:CIL 石炭販売は好調だが利益は低い

掲載日:2017年11月24日

11月14日付けの地元報道によると、石炭公社(CIL)の9月期決算では、石炭生産・販売面は記録的に増加したが、利益は40%近く減少した。生産量は113百万トン(前年度同期比8.3%増)、販売量は131.6百万トン(前年度同期比13.6%増)。CILの幹部は、9月期の生産・販売実績は近年には見られない程良好であったとした。

石炭火力発電所への石炭供給量は、8月は前年度同月比20%増、9月は前年度同月比21%増であった。最大顧客である国営火力発電公社(NTPC)への石炭供給量は、9月期、38.4百万トン(前年度同期比9%増、前年度同期は35.2百万トトン)であった。

労働者の賃金改定で、利益分のうち239.6億ルピーが当てられ、利益は40%減となっている。石炭平均価格は1,331ルピー/トン(1.9%安)と低下し、人件費コストは9%増となった。

在庫の転換、納税の前払い、子会社からの配当金収入の減少にて、利益が減少している。アナリストは、CILに対して、生産・販売の継続を期待すると同時に、財務上の改善も期待している。

(石炭開発部 辻  誠)

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