インド:CIL 人件費増に対して石炭価格の値上げを検討

掲載日:2017年12月7日

11月29日付けの地元報道によると、石炭公社(CIL)は、労働組合との賃金交渉、管理者層の賃上げによる人件費の高騰に対して、全ての品質の石炭価格の引き上げを検討している。

CILと労働組合との賃金契約締結にて、年間で892百万USD、管理者層の賃金引き上げにて年間125百万USDの支出増となる。CILの従業員は30万人、うち1.8万人は管理者層である。

コークス炭の価格引き上げは、鉄鋼業界からは、輸入炭価格が、過去2~3カ月間で高騰しており、さほどの抵抗はないと思われる。しかし、一般炭の価格引き上げでは、石炭火力発電所・配送電会社は、石炭価格の引き上げ分を、消費者には転嫁することになり、政策的な問題となる。

(石炭開発部 辻  誠)

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