フィリピン:San Miguel Corporation社 Masinloc石炭火力発電所(発電能力630 MW)取得

掲載日:2017年12月27日

12月19日付けの地元報道によると、複合企業San Miguel Corporation(SMC)社は、Masinloc石炭火力発電所(中部Luzon地方Zambales州)の運営企業の買収(19億USD)で合意した。

同発電所を運営する米発電大手AES社の子会社Masinloc Power Partners(MPPCL)社は、9~10月に2回の入札を実施、売却先を選定していた。

SMC社は、発電子会社SMC Global Power Holdings社を通じて応札、MPPCL社の全株式を買収することで合意した。AES社の完全子会社AES Philipin Investment社からMPPCL社の株式51%、タイの民間発電大手EGCO社の完全子会社Gen Plus社から株式49%を取得する契約を締結した。取引完了は2018年上半期の見通し。

今回の取引にて、SMC社は、Masinloc発電所(発電能力630 MW)、MPPCL社が建設中の石炭火力発電所(発電能力335 MW)、電力蓄電施設(蓄電容量10 MW)などを取得。SMC社が運営する発電所の総出力は3,693 MWとなる。

SMC社のCOOは、取引成立にてLuzon地方への電力供給がさらに安定するとした。また、Masinloc石炭火力発電所では、クリーンコールテクノロジーの導入の可否も含めて、適切な投資を行うとした。

(石炭開発部 辻  誠)

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