インド:グリーン電力での送電低下 待機電力にて対応

掲載日:2018年1月11日

12月20日付けの地元報道によると、インド電力庁は、再生可能エネルギー発電所の発電量低下時に、電力送電網を保護するために、電力待機能力の設置を求めた。

中央電力庁(CEA)は、政府に対して、石炭・ガス・水力発電プロジェクトからの入札を求め、落札者は、予定期間での待機電力とするために、発電所の地元送電センターとしての役割を放棄する。

CEAは、未だに、各発電所別に発電能力の正確な需要を評価しているが、産業界の専門家は、送電網の安定には、国内平均最大需要の10%が必要だと語った。

インドの最大需要は約150 GW、送電網安定に必要な10%の待機電力は約15 GW。この10%が承認されると、電力業界での不良資産の幾つかにとって役に立つ。

待機電力は、それぞれの立ち上げ時間に依存して、水力、ガス、石炭火力の混合形態とすべきである。水力発電は最も短時間にて運転可能であり、次が石炭となる。インドは、2021-2022年までには、再生可能エネルギー発電で175 GW追加を目標としており、風力発電、太陽光発電の低下時での柔軟な発電が求められている。

(石炭開発部 辻  誠)

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