中国:河北省 2017年32炭鉱(生産能力1,125万トン)撤退 目標以上を達成

掲載日:2018年1月11日

12月28日付けの地元報道によると、河北省発展改革委員会の情報では、2017年、河北省は計32炭鉱(生産能力1,125万トン)を撤退、国家目標に対しては炭鉱数で291%、生産能力で149%を達成した。また河北省が定めた目標に対しては炭鉱数で246%、生産能力で119.5%を達成した。

2017年初め、河北省は13炭鉱(生産能力941万トン)の撤退計画を立て、関連する市政府及び企業は目標責任書に署名した。石炭生産能力指標の市場化公開取引のインセンティブ措置を講じることにより、1~9月、河北省は29炭鉱(生産能力1,080万トン)を撤退し、国及び省が発表した目標任務を超えて早期に達成した。12月、冀中能源張鉱集団は水西炭鉱等3炭鉱(生産能力45万トン)を撤退した。

2017年6月、河北省は全国で初めて石炭生産能力指標市場化公開取引を開始。現時点で、河北省は3回で70炭鉱(生産能力1,458.1万トン)を指標取引に置き換え、26.2億元の資金を調達し、生産能力削減企業の職員の再配置、債務処置などの深刻な資金不足を緩和させた。2016年、2017年撤退の炭鉱の生産能力の指標取引は既に完了し、2018年に撤退する4炭鉱(生産能力311万トン)も前倒しで指標取引を実施。

現在の省全体の合法炭鉱は118炭鉱(確定(建設)能力は9,460万トン)、2015年末との比較では、86炭鉱(生産能力2,676万トン)の減少となる。

2018年、河北省は石炭生産能力削減の第一段階で17炭鉱(生産能力1,062万トン)を削減、2020年までには、省全体の生産能力5,103万トン撤退の任務を完了させる。2020年時点では、省全体の炭鉱数は70炭鉱(生産能力7,000万)、原炭の年間生産量は5,000~5,500万トンの見込み。

(石炭開発部 辻  誠)

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