豪州:AGL社、Liddell石炭火力発電所閉鎖後の計画を発表

掲載日:2018年1月18日

12月9日、AGL社は、2022年にLiddell石炭火力発電所(NSW州)を閉鎖した後の「NSW発電計画」を発表した。

AGL社は、同計画の策定に際し、2022年以降、Liddell発電所を再生可能エネルギー等の電源で置き換える場合と、同発電所の運転を継続する場合を比較検討している。前者は資本投資総額が13.6億AUD、発電コストは83AUD/MWh、資産の寿命は15~30年間であるのに対し、後者は、資本投資総額は9.2億AUDであるものの、発電コストは106AUD/MWh、資産の寿命は5年間にとどまることから、前者の計画が好ましいと結論づけている。
 
この前者の再生可能エネルギー等の電源で置き換える計画では、第1ステージとして、Bayswater石炭火力発電所のアップグレードによる100MWの追加、太陽光発電による300MW分の発電、ピーク対応用の250MWのガス火力発電の導入等が盛り込まれ、第2ステージではピーク対応用の500MWのガス火力発電の導入、500MWの再生可能エネルギー電源の導入、第3ステージではLiddell発電所の立地場所における250MWのバッテリーの設置、250MWの再生可能エネルギーの導入等を盛り込み、これらを2022年までに完了させることとしている。なおLiddell発電所の現在の実効の発電出力は1,680MWである。

(シドニー事務所 山下宜範)

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