豪州:BHPと労組による労働協約を巡る交渉が長期化

掲載日:2018年1月18日

11月29日付けの地元紙によれば、BHP Billitonと労働組合との間で行われている労働協約を巡る交渉は、約2年半に亘って行われてきたものの合意に至っていない。

これは、QLD州のBowen Basinにおける最大の炭鉱事業者であるBHP Billiton Mitsubishi Alliance (BMA)社と、建設・林業・鉱山及びエネルギー労働組合(CFMEU)率いる労組連合との間で本件の交渉が行われているもの。労組側は2012年の労働協約の延長に反対しており、直近に経営側が提出した案も11月24日に拒否した。

しかしながら、ある労組の地方関係者は交渉決裂が労組の内乱や脱退などを引き起こすことを懸念しており、今回の労組側の拒否についてはCFMEUの本部の指導層も苛立たっている。地元紙は、GlencoreのOaky North炭鉱では労働者の争議行為に対抗して経営側が140日間以上もロックアウトを実施していることを例に出し、BMA社の炭鉱にもこの影響が迫っていると報じている。

(シドニー事務所 山下宜範)

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