ロシア:メチェル社情報

掲載日:2018年1月18日

12月1日の現地報道によれば、メチェル社のコルジョフ社長は、2017年の石炭採掘量は2,100万tとなる見込みであると述べた。うち傘下のYakutugol社が850万t、エリガ炭鉱で430万t。2018年には採掘量を2,300~2,500万tに増加させる計画で、うちYakutugol社では今年と同レベルか少し増加、エリガ炭鉱では530万tとなる見込み。

12月21日の現地報道によれば、メチェル社は中国のJidong Cement社と、石炭供給に関する覚書に調印した。同覚書によれば、メチェル社は1年間にエリガ炭鉱及びネリュングリ炭鉱で採掘される一般炭を最大300万t供給する。価格は毎月市場指標をベースとして交渉の結果設定されるとのこと。

12月22日の現地報道によれば、メチェル社はバルカン半島における大手冶金企業の一つであるHBIS Group Serbia Iron & Steelと、コークス供給に関する覚書に調印した。同覚書によれば、メチェル傘下のMoscow Coke and Gas Plantは、HBIS Group Serbia Iron & Steel側に対し、2018年1~12月にかけて、最大12万tのコークス製品を供給する。価格は四半期ごとに交渉により設定されるとのこと。2017年1~9月、Moscow Coke and Gas Plantによる製品出荷は、約35%が国内向け、約65%が輸出向けだった。Mechel Mining社長は、ロジスティックの利便性と安定したコークス製品需要からセルビア市場に関心を持っており、今回の覚書署名により、従来スポットベースだったセルビアへの製品供給が新しい段階に入り、供給量が増加することを期待するとコメントした。

(モスクワ事務所 屋敷 真理子)

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