ロシア:Gazpromと石炭企業、共同資源開発に関する会議

掲載日:2018年1月18日

12月5日の現地報道によれば、CBM(Coalbed Methane)プロジェクトを進めるGazprom子会社Gazprom Dobycha Kuznetsk社で、11月30日、同社及び石炭企業の首脳や技術者による会議が行われた。

炭層に掘削した坑井からメタンガスを採取し、炭層のメタン含有率を低下させてから、数年後に坑道を掘削して石炭採掘を開始する計画で、作業の安全性が向上するだけでなく、坑道掘削費用を大きく削減することが可能となる。炭鉱の全操業期間にわたり、初期段階で掘削した坑井を通じてメタンガスが坑外に排出されることにより安全が確保されると同時に、回収されたメタンガスを使って炭鉱や近隣の産業設備及び民生の電力・暖房の需要を満たすことができる。

このような形で石炭とガスの生産者が同じ鉱区で協業するのはロシアで初めてのケースであり、技術的な問題のほか、石炭産業とガス産業では安全基準や許認可制度等が異なるため法律的にも克服すべき課題があるとのこと。会議では、協業における諸問題の解決に向けて、率直な対話が行われ今後の作業について討議された。

(モスクワ事務所 屋敷 真理子)

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