コロンビア:2017年の石炭輸出は前年比50%増

掲載日:2018年1月25日

1月18日の地元メディアによると、近年の主要な輸出産業は石油であったが、2017年、石油に代わり、石炭輸出が2016年と比較して約50%増大し、輸出総額は65億ドルに達すると推定される。

国家統計庁(DANE)の報告によると、この輸出総額は、2017年の輸出総額約350億ドルの18.5%を占め、鉱物産業では石炭輸出の占める割合が最大となる。

コロンビア鉱物協会(ACM)によると、2017年は2016年と比較して、鉱物資源における国際価格が上昇したことを受け、2017年末時点では、40%以上の輸出額の増加が見込まれる。

また、コロンビア鉱物協会(ACM)のSantiago Angel Urdinola会長は、2018年の鉱物資源の売上高は約130億ドルに上る予定で、このうち約50%が石炭の輸出で占められるだろうと述べた。

また、カリブ海側から輸出する石炭生産量は、2017年11月までに2016年の石炭生産量7,980万トンを上回る、8,150万トンに達したと述べた。しかし、内陸部における石炭生産量は減少したため、石炭生産量全体では、2016年の生産量を下回ったとのこと。一方、世界第5位の輸出大国であるコロンビアは、2017年までに9,000万トン以上を石炭生産目標として設定していた。

ロイター社によると、コロンビア北部で操業する3大石炭生産会社のCerrejón社、Drummond社、Prodeco社の中で、最大規模の石炭生産量を誇るCerrejon社は3年連続、雨に見舞われ、2017年においても最初の9ヶ月間は雨のため生産が減少していたと報じた。

また、同社の2017年の石炭生産量は3,190万トンで、2016年比0.3%減少。一方、石炭輸出量は、2016年比2.4%減少の3,170万トンであった。

(リマ事務所 栗原 健一)

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