豪州:QLD州政府、石炭輸送鉄道に対する公的融資の是非を検討

掲載日:2018年2月1日

1月25日付けの地元紙によれば、現在QLD州政府は、Aurizon社が計画しているGalilee Basinからの石炭輸送鉄道の建設に対して、北部豪州インフラファシリティ(NAIF)による融資を認めるか否かを検討中である。

現在、Galilee BasinではインドのAdani社がCarmichael炭鉱開発プロジェクト(QLD州)を計画中である。Adani社もGalilee Basin とAbbot Point石炭ターミナルを接続する鉄道の建設の費用として同じくNAIFに融資を申請していたが、QLD州のAnnastacia Palaszczuk首相はNAIFによる融資を拒否している。

一方、Aurizon社に対するNAIFの融資については、Carmichael炭鉱の開発を支援することになるとして、一部の環境保護団体が抗議活動を実施している。地元紙の報道や環境保護団体「Frontline Action on Coal」の発表によれば、1月24日、同団体のメンバー1名がAbbot Point石炭ターミナルを結ぶAurizon社の鉄道の線路近くの木からロープを垂らしてレールと結び、自らもロープにぶら下がって鉄道の運行を妨害した。また同日、別のメンバー2名も車両によじ登るなどして妨害行為を実施。さらに翌25日にも同団体の別のメンバー2名がコンクリートを詰めたドラム缶を線路の上に置くなどして鉄道の走行を妨害したとしている。

(シドニー事務所 山下宜範)

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