インド:環境森林気候変動省 デリー周辺での輸入石油コークス使用を制限

掲載日:2018年2月1日

1月20日付けの地元報道によると、環境森林気候変動省は首都デリーと周辺地域での輸入石油コークスの使用を、大気汚染が急増しているとして制限した。インドは、石油コークスの世界最大の消費国であり、国内年間消費量の1/2以上(27百万トン)を、主として米国から輸入している。国内製造会社は、インド石油公社、Reliance Industries社、Bharat石油公社等である。

同省は、デリー首都圏政府の承諾を受け登録された企業のみが、石油コークスの直接輸入が出来るが、その販売先は当該企業自身の施設に限定されるとした。

同省は、首都圏にて石油コークスの使用が承認されたセメント工場とその他産業は、操業を継続するためには、国家汚染管理委員会の許可を得る必要があるとした。また、取引目的での首都圏での石油コークス輸入は禁止した。更に、石油コークスの使用を許可された企業であっても、消費量の3カ月分以上の貯蔵は許可されない。

政府は商品取引を追跡し、販売者・消費者共に、石油コークスに関係する取引の月間報告書の提出を求める。

(石炭開発部 辻  誠)

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