インド:CILの子会社 電子競売での最低価格の決定権限が与えられる

掲載日:2018年2月1日

1月24日付けの地元報道によると、石炭公社(CIL)の取締役会は子会社に対して、より高い石炭価格を想定して、各社にて電子競売での最低入札価格を決定する権限を与えた。従前は、最低価格の上限を決めていた。非電力分野に対しては上限20%、電力分野に対しては上限10%としていた。

CILの幹部は、各子会社は電子競売では、市場の動きに基づき決定する権限を与えられたと語った。

子会社のWestern Coalfields社は、石炭生産コストに基づいて石炭予約価格を決定する権限が与えられた。同社の炭鉱の多くは坑内掘りであり、他社と比較して生産コストが高いという事情がある。

CILは消費者に対して、上限価格は直ちに撤廃されると通知した。

今回の措置はCILにとって、電子競売での実績改善につながる。電子競売の参加者は、常に、CILとの安定した供給契約を締結していない、様々な分野の石炭需要家である。しかし、電子競売価格は、それでも輸入価格よりは安価である。また、小規模の需要家には、石炭輸入は難しい。

(石炭開発部 辻  誠)

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