タイ:エネルギー省 石炭火力発電所(南部地域で2箇所)建設計画延期

掲載日:2018年2月8日

2月3日付けの地元報道によると、エネルギー省の大臣は、南部Gerbee県の石炭火力発電所(発電能力800 MW)とSongkhla県Thepha郡の石炭火力発電所(発電能力2,000 MW)の建設計画を3年間延期する方針を明らかにした。両発電所ともに、地元住民や環境団体の反対で進展が見込めない状態にある。

Gerbee県の石炭火力発電所は、環境健康影響評価(EHIA)と環境影響評価(EIA)は継続するが、発電所の稼働は大幅に遅れる見通し。Songkhla県Thepha郡の石炭火力発電所は、事業地の変更を検討し、改めてEHIAとEIAを行なう。

エネルギー省は、両石炭火力発電所の計画延期を閣議へ報告し、両発電所の稼働を前提として作成した電力開発計画(PDP)も見直す方針とのこと。南部地域の電力需要増に対しては、中部からの送電網の拡充と国境部3県におけるバイオマス発電所の増設で対応し、電力不足は発生しない見込み。

(石炭開発部 辻  誠)

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